今を遡ること40数年前、大阪は生野区の電気館という映画館でとある映画に出会いました。小学校1年とか2年生くらいの頃だったような気がします。
その映画はまだ幼い僕の心を撃ち抜き、いつしか映画を作る仕事に携わりたいと思い、気がついたらオリーブ・アートという映像作品に関する装飾小道具会社の代表になっていました。
初めての現場はNHK教育テレビの人形劇『赤ずきんちゃん』の人形アニメーションのスタジオでした。訳も分からず言われるがままに赤ずきんちゃんを轢きそうになる馬車の玩具をピアノ線で引っ張ったのが初めての仕事でした。その日から30数年、いろいろな人たちとともに、いろんな世界を作ってきました。
この仕事は本当に楽しいと思っています。
楽しいだけじゃダメなのかもしれませんが、これが偽らざる気持ちです。
一緒に世界を作りませんか?
あ、幼い頃に心を撃ち抜かれた映画のタイトルは恥ずかしいので秘密です。